お知らせ
2025/06/19 15:23

霧島連山の麓、緑豊かな大地に抱かれた宮崎県小林市。
澄んだ空気と清らかな水、
四季折々の美しい自然が織りなすこの地は...
古くから農業が盛んで、
人々の暮らしは自然と深く結びついてきました。
春には桜が咲き誇り、
夏には緑が生い茂り、
秋には紅葉が山々を彩り、
冬には雪景色が広がる。
そんな豊かな自然の中で、
人々は作物を育て、
自然の恵みに感謝しながら暮らしてきました。

小林市の中心部には、地域の人々に愛される株式会社山﨑があります。
山﨑が運営する「ホームセンターやまさき」には
園芸用品を求める農家の方々はもちろん、
朝採れの新鮮な農作物を目当てに訪れる人々で、
店内はいつも活気に満ち溢れています。


農家の方々と地域の人々を結ぶ、大切な場所。
そこには、人と人との温かい繋がりがありました。
「いつもお世話になっている皆様に恩返しがしたい。」
「西諸地区の自然と、人の手が育んだ美味しさをもっともっとたくさんの人に伝えたい。」
「これからも、この地で皆様と一緒に歩んでいきたい。」
『ホームセンターやまさき』を運営する
株式会社山﨑の社長潮崎の心には、常に地域への感謝の想いがありました。
日々の商いを通して、地域の農家の方々が丹精込めて作った農作物の素晴らしさを、
誰よりも近くで見てきたからです。
その想いは次第に、この地で育まれた食材を使った、
特別なものを作りたいという強い願いへと変わっていきました。
小林市は、美味しいお米の産地としても知られています。
清らかな水と肥沃な大地で育まれたお米は、
ふっくらと炊き上がり、甘みと香りが際立ちます。

また、豊かな自然の中で育った鶏が生む卵は、
濃厚な味わいで、お菓子作りに欠かせない存在です。
さらに、新鮮な野菜やフルーツも豊富で、四季折々の味が楽しめます。
「この地が誇るお米、卵、野菜、フルーツを使って、何か特別なものを作れないだろうか?」

そして、たどり着いたのが、バウムクーヘンだったのです。
バウムクーヘンは、年輪のように重なり合う層が特徴的な焼き菓子です。
その一層一層は、時間と手間をかけて丁寧に焼き上げられることで生まれます。
それはまるで、
小林の地で人々が時間をかけて築き上げてきた歴史や、
人と人との繋がりを表しているかのようです。

「このバウムクーヘンを通して、小林の自然の恵みと、人々の温かさを伝えたい。」
そんな想いを胸に、株式会社山﨑は、新たな挑戦を始めることを決意しました。
小林の地に、『最高級のバウムクーヘン店』を作るという、
壮大な物語の幕開けです!
試行錯誤の日々が始まりました。


「素材へのこだわり」
「この場所で育ったお米」
この場所で実りを迎えた果実や野菜。
この場所で生まれた、いのちの恵み。

山々の豊かな自然と清らかな水に守られた、
おいしさのみなもとが、ここにはたくさんあります。
宮崎の“よかとこ”をまあるく重ねた、当店のバウムのとっておき素材をご紹介
します。

【ヒノヒカリ米粉】
農家さんが、
自分たちで食べる用につくっていたお米を
特別に仕入れています。
品種はコシヒカリと黄金晴の交配種、
宮崎生まれの「ヒノヒカリ」。
低温貯蔵の玄米をその都度、
自家製粉して“生”米粉にしています。

【宮崎県産たまご】
バウム生地の風味や食感を大きく左右する卵は、
宮崎県産の新鮮卵を使っています。
鮮やかな色と
甘みの強い卵黄だけでなく、
臭みがなく泡立ちの良さに優れた卵白の力も、
しっとりとふっくらの両立には欠かせません。

【マンゴー】
宮崎の代表的フルーツでもある
マンゴーをピュレにして、
バウム生地に加えています。
甘さのピークを迎えたマンゴーの扱いには
繊細さが求められます。
工房では、手作業で
ひとつひとつ、
ていねいに皮を剥いています。


【製造工程】
想いのつまったたくさんの素材を1g単位で調合・計測し、
一層一層丁寧に焼き上げて
美しいバウムクーヘンを製造しております。

【パッケージ・包装工程】



地域への貢献
お米の消費量が減少すると、
生産者は離農してしまい田んぼが荒廃してしまいます。
わたしたちは米粉を使った
魅力的な商品づくりを通じて、
お米の生産者に持続可能性と
やりがいを創出し、宮崎の豊かな自然を守ります。

